後見業務について

猛暑が続きましたが、ここ数日は雨が降り比較的涼しいですね。

さて、成年後見制度についてのお話ですが、現在私は数名の方の成年後見人、保佐人、補助人を務めさせていただいており、任意後見契約を結び見守りをさせていただいたりしています。
そのほか成年後見監督人、保佐監督人、補助監督人、任意後見監督人も務めさせていただいております。

成年後見人の場合のお話ですが、成年後見人は被後見人(本人)の財産管理と身上監護を行うことになります。

財産管理に関しては被後見人等の財産の内容を把握し、収支のバランスを考え、適切な支出を心掛け財産を守り、被後見人等の今後の生活を維持していけるよう努めています。

身上監護については、必要に応じて施設契約や入院手続きを行うこともあるのですが、日常的な面でいうと、定期的に本人様を訪問し健康状態や生活状況を確認することが重要になります。健康状態が安定している方については、私の場合月1回程度、自宅や施設、病院などを訪問し、本人様や医師や看護師、介護職員の方々に健康状態や生活状況についてお話を伺います。

後見人の職務は本人様の財産を管理し、生活の方向性を決めたりと、その職務は大変ですが、本人様がこれまで築きあげてきた財産や生活を守ってため、大きな役割を果たします。

司法書士と成年後見制度の関わり合いとしては、司法書士自身が成年後見人等になったり、成年後見監督人になって親族成年後見人の方の後見業務を監督したりすることのほかに、お客様のご家族などについて相談を受けたり、ご依頼を受けて後見開始申立書の作成するお手伝いなども行っております。

身内の方について法定後見制度や、ご自身の任意後見制度の利用を検討されておられる方や、現に成年後見人に就任している方も職務でわからないことやお悩みなどがありましたら、お気軽にご相談ください。

 

 

 

 

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